2年ほど前から月に1回程度ご来院いただく患者様に嬉しい言葉を頂きました。
 
それは、「年に1～2回は、高熱の出る風邪を引くけれど、泰楽の鍼灸治療を受けるようになってから、風邪を引かなくなった。」ということです。
高熱の出る風邪を引くと、体力が消耗して治った後も、しばらくは体調が芳しくないことが多いです。
 
患者様の主な症状は、むち打ちによる頸部の凝り感や立ち仕事による足の疲労など、いわゆる整形外科疾患でした。
治療は、その症状緩和を最大の目的として行っていきます。
 
では、なぜ、直接の症状と関係のない風邪の予防に鍼灸治療がなるのでしょうか？
 
それは、当院の治療の特徴である経絡鍼灸治療で全身調整をしてから、症状の大きく出ている患部を治療していくというものが大きく影響していると思われます。
経絡鍼灸治療は、頸の凝りであれ、足の疲れであれ、気の流れの滞りがあると症状（病気）を発症するという考え方のある治療法です。
ですので、全身を流れる気をスムーズに流すというところが、最も大切な治療方針になっていきます。
風邪の症状も同じです。
気の流れが滞っていると、症状が出ます。
頸の治療や足の治療をする中で、結果、全身を流れる気が滞りなく動いているので、風邪予防にもつながっていくのです。
 
実は、こういった「風邪を引かなくなった」という患者様のお言葉は、１件や2件ではありません。
 
経絡鍼灸治療は、持って来ていただいた症状だけでなく、体全身の症状を改善するのに役に立ち、まさに❝未病治❞という言葉のある、東洋医学の考え方にマッチした治療法です。
 
「よく風邪を引くんです。」
なんて方は、一度、当院の治療を体験してみてください。

 

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