2024年10月は、芸術の秋?
こんにちは。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
気が付けば、11月も半分近く過ぎてしまいました。
「10月は、何をしたっけ?」って思いながらスマホの写真を見ていると、仲良くさせてもらっている日本画家さんの作品を見に行ったなぁと思い出しました。
タイトルに“芸術の秋”なんて付けてしまいましたが、絵心皆無の僕には芸術のことはよくわかりません。
ですが、作家さんの話やギャラリーのオーナー様のお話を聞くことによって、少しだけ芸術に触れるスタートラインに立てたような気がします。
お話を集約すると…。
作品の善し悪しは、最終的には好みですね。
「なんとなく好き」とか「見ていていいなぁって思う」とか感じたら、自分にとって良い作品と言うことでした。
なんとも「そりゃそうだ」っていうことなんですが、そうだそうです。
僕の芸術の知識は、中学校や高校の美術の授業で「こういう描き方をすると遠近感が表現できますよ」とか「こういう色使いをしたら、奥行きが表現できますよ」など教科書で習うようなことはなんとなく覚えているのですが実際はチンプンカンプン。
さらに、「誰それは、中世ヨーロッパで活躍した画家で、〇〇表現の方法を確立し…」って言われてももっとチンプンカンプン。
本当に自分の学のなさに情けなさを感じたりします。
でも、ギャラリーのオーナー様に少しだけ絵の見方を聞いてみました。
「絵を見る距離は、作品から1.5~2mくらいで見ると作家さんが制作をしている時の距離感に近いことが多いのでその距離感が、作家さんの情熱を感じることができるかもしれませんね。」
「でも、近づいてみたり、遠ざかって見たり、真横から見てみたりしても、また変わった感覚を得ることができます。」
「ほかにもライティングで見え方が変わったりします。天然の光なのか、蛍光灯なのか電球(LED)なのか、光の入ってくる角度、天然の光なら時間帯でも見え方が変わります。さらに言うなら、作品を展示している場所の広さで感じ方も変わってきます。」
など、教えていただきました。
実は、この仲良くさせてもらっている日本画家さんの作品は、作品展があると言われるとチョコチョコ見に行っています。
10月にギャラリーで見た作品は、8月に京セラ美術館で拝見したものでした。
作品の大きさは、畳4枚分くらいの大きさで非常に大きな作品です。
8月に京セラ美術館で見た時は、作品まで5m以上離れても見れるほど広くスペースで天井も高いので作品の上下左右にもかなり大きな空白を感じる上、非常に明るく作品を単体で見ているような気がしました。
その時も遠ざかったり、近づいたり、細部まで見ました。
単純に「大きな作品やなぁ。すごいなぁ。こんな作品どうやって描くんかなぁ?」なんて見てました。
それが10月にギャラリーで見た時は、作品まで離れようと思っても3ⅿくらい離れるのが精いっぱい、天井まで届くかと思うくらい壁いっぱいの作品に建物との一体感みたいなものを感じて驚きました。
雨上がりの曇り空の午前中に伺ったギャラリー内は、少し薄暗くライトが付いていないと「少し暗いなぁ」と思うくらいの光加減。
そんな光の感じの中、ギャラリーのオーナー様のはからいで、「一度、ライト消して見てみましょうか」「今度は、蛍光灯だけでみてみたらどうですかね」「次は、電球だけ」「次はライトを全部つけてみてみましょう」とライティングの具合を4つの見方で見せていただきました。
すると不思議なんです。
光の加減で作品に描かれているものが、見えたり見えなくなったり、立体感が際立つようになったり、作品の表情がびっくりするほど変わるんです。
「うゎ~、これはすごい」って声が出るほどです。
場所が変わると「これ同じの作品?」って思うほど違う作品に見えました。
きっとこれくらいの変化が見れたのは、本物の作品だから。
ポスターや写真では、なかなか感じることのできない体験でした。
大きな作品を手に入れることはなかなか難しいですが、小さくても本物が欲しくなってしまう一幕でした。
また、場所や見せ方でこれだけ変わってしまうなら、美術館だけでなくギャラリーやイベントで展示されている作品をいろいろ見ることで芸術のふれ方が少し変わるのではないかと思うのでした。
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