急に腰が痛くなったので初めての鍼灸治療を受けようとご来院の患者様
こんにちは。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
先日ご来院の患者様。
もともと腰が重だるいと感じることはあったようですが、2~3日前から腰が痛くなり、寝返りも厳しく、朝起きて洗面で前かがみになることが非常につらくなってきたということで、初めて鍼灸治療を受けてみようとご来院いただきました。
お話を聞いてみると、お体のメンテナンスとして慰安のマッサージや整体などのご経験もなく、今までお過ごしとのことで、体を触られることも初めてということでした。
今まで体の不調はあったものの数日経てば問題なかったので機会がなかったとのことで、治療に抵抗があるわけではありませんが、初めて体を触られる治療に鍼灸を選択していただいたということで、痛くない鍼をすることはもちろんですが、治療の効果を感じていただけるように、刺激の入れすぎ(ドーゼオーバー)だけはしないように心がけて治療に臨みました。
刺激の入れすぎ(ドーゼオーバー)は、場合によっては治療後に症状を悪化させてしまうことがありますので、治療家としては絶対にやってはいけないことだと思っています。
好転反応という言葉もよく聞きますが、「体調がよくなるために一旦症状が出ること」と「刺激が強すぎたために症状が出る」は、違うと思います。ですのでそこのところは十分に注意する必要があると思います。
話題を戻しまして患者様のお話です。
急に痛くなってきたと言われている腰痛でしたが、痛みを訴えられるところに著名な炎症所見は見受けられませんでした。
ですが、症状の経過や現状の患者様の動きや痛みの出方を総合的に診て、「急性期ではあるもののいわゆるぎっくり腰の激しいものではなく、筋緊張性の腰痛の激しいもので深部に軽度の炎症があるもの」と判断して治療を進めていきました。
初回の治療が終わった直後は、楽になったものの患者様的には「もう一息良くなったらありがたい」と言ったような印象でしたが、「明日の朝には、もう少し痛みは減っていると思います」と説明して、3日後にもう一度ご来院いただきました。
2回目のご来院時から、体が軽快に動いているのが分かるくらいスムーズな足取りで治療室内に入って来られて、痛み自体も初回を10とすると2~3くらいにレベルが下がっているということで随分と安心いたしました。
2回目の治療は、1回目に比べて治療の刺激を少し増やして施術しました。
1回目のご来院時もそうでしたが、ご来院時にはコルセットを巻いてお越しだったのが2回目終了後は、コルセットなくても大丈夫ということでコルセットを外してお帰りになられました。
背に腹は代えられないと言いますが、症状を抱えた患者様は、「鍼の痛いのも、お灸の熱いのも我慢するからとにかく治してくれ」とよく言われ、まさに「まな板の鯉」の状態で治療をお受けになるのですが、本音は、「痛くなくて熱くない方法で症状を良くしてください」というものと思います。
私は、本来鍼灸治療は、痛くなく熱くなくても治療効果を出せるものと思っておりますし、そうでなくてはいけないと思っています。
初めて受けた鍼灸が痛くて熱くて効果があったとしたら「よく効くんだけど、痛いのを我慢するのはちょっと辛いなぁ」となるでしょうし、痛くなく心地いい感じで効果があったら「鍼灸のイメージが変わった。気持ち良くて楽になったよ」になると思います。
なんでも初めての経験は、印象深くなると思います。
今回の患者様にとって、初めて鍼灸治療が良い体験になって鍼灸が身近なものになってもらえていたのでしたら嬉しいですね。
鍼灸治療にを試してみたいけれど、なかなか一歩が踏み出せない方は、無料相談でも結構ですので公式LINEからご相談ください。
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