膝が痛くなる？
こんにちは。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
先日ご来院の常連50代の男性の患者様の話。
患:最近、縄跳びを始めたんです。
私:そうなんですね。頻度はどれくらいですか？
患:先週に3回くらい、5分間普通に前跳びだけなんですが、初日は結構きつくて何回も引っ掛かりました。回数を重ねるごとに少しずつ連続で回数を跳べるようになってきました。今週は、あまり時間がないので1回くらいになりそうです。
私:縄跳びは、膝へのダメージが大きくなるので膝が痛くなるようでしたら要注意ですよ。
こんなやり取りから治療はスタートしました。
治療開始をしてすぐに、すでに足がパンパンな状態で筋肉の疲労がピークに達しているように感じました。
この段階では、まだ膝の症状が出ておらず患者様自体はあまりピンときている風ではありませんでしたが、ありのままの状態を説明しました。
治療後は、筋肉の状態もひとまず落ち着いたので「もし、膝が痛くなるようなことがありましたら、すぐに来てください」とお伝えして、その日の治療は終わりました。
2日後、患者様からメッセージが入りました。
患:膝が痛くなってきたの予約をお願いいたします。
私:あちゃー、わかりました。○○時にお越しください。
ご来院されて詳しくお話をお聞きすると。
患:昨日、体も軽くなったので少し運動をしたらなんだか膝が痛いと思って、言われたとおりにきました。
私:どんな運動をされましたか？
患:スクワットをいつものようにやりだしたら途中で痛みが出てきました。
私:いつもなら大丈夫だったかもしれませんが、昨日はすでに膝が少しダメージが残った状態だったと思いますので膝の曲げ伸ばしで、痛みが出たのかもしれませんね。とりあえず、筋肉の状態を確認して膝の痛みに対してのストレスを減らすようにしましょう。
しっかりと膝周辺の関連する筋肉を確認すると前回よりは筋肉状態は悪くない。
それでも、所々、良くない筋肉の硬さがあったためその部分を中心に治療をした後、最後に膝の血流改善を目指した治療を足して治療終了。
治療後…。
私:今後、運動はどのようなスケジュールでやりますか？
患:縄跳び、スクワット、ゴルフの打ちっぱなしなどで多かったら、週5くらいになりそう。
私:今まではスクワットとゴルフだけだったので大丈夫でしたが、縄跳びは意外と関節や筋肉に大きなダメージが入ることがありますので、しっかりと調子を見ながら強度を増やしてほしいです。そして、少しでも体に違和感を感じるようでしたら、すぐに来てください。
そんな話をしてから、患者様は帰られました。
高校生など若いころは、筋肉や関節がまだ柔らかいですので、急の付く運動をしても筋肉痛くらいで終わることが多いですが、年を重ねるごとに柔らかさを失っていくことはある程度仕方がないことです。
ですが、体動かす運動をしたいという気持ちもよくわかります。
疲労と回復(治療や休息)のバランスをうまくとって、怪我なく運動を続けていってもらいたいですね。
京都の鍼灸院 泰楽の鍼灸治療は、温かいお灸と心地よい鍼です。
熱いお灸と痛い鍼はいたしません。
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京都市中京区の鍼灸院 けいらく鍼灸院 泰楽（たいらく）
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