冷えを整えることが、妊活につながる 〜飲み物・食べ物・生姜の力で内側から温める〜
こんにちは。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
朝晩の冷え込みが強くなると、「なんとなく体が重い」「手足が冷える」と感じる方が増えてきます。
実はその冷え、東洋医学では“妊娠しづらさ”にも関係があると考えられています。
体が冷えると血の巡りが悪くなり、子宮や卵巣への血流も滞りがちになります。
卵の質を高めたり、ホルモンのバランスを整えたりするためには、まず「温かくめぐる体」が大切です。
今日は、そんな温活(おんかつ)を日常に取り入れるヒントを、鍼灸師の視点からお伝えします。
■ 体を温める飲み物でリズムを整える
冷え対策の基本は、まず「冷たい飲み物を控える」こと。
秋冬は常温〜温かい飲み物で、胃腸を冷やさないようにしましょう。
おすすめは、黒豆茶・生姜紅茶・はとむぎ茶・シナモンティー。
特に生姜紅茶は、体を芯から温め、血流を促すことで、子宮や卵巣の環境を整える助けにもなります。
お休み前には白湯をゆっくりと飲み、1日の疲れをリセットするのもおすすめです。
一方で、カフェインを多く含むコーヒーや緑茶は飲みすぎに注意。
飲むときは豆乳を加えたり、シナモンをひと振りして温め効果をプラスしてみてください。
■ 旬の温活ごはんで冷えに負けないカラダを
食材にも“体を温めるもの(陽性)”と“冷やすもの(陰性)”があります。
秋から冬にかけては、陽性の食材を中心に摂ることで、冷えにくい体をつくることができます。
温活フードベスト5
★根菜類(れんこん・ごぼう・にんじん・さつまいも)
血流を促し、体を内側から温めます。
★ねぎ・にら・玉ねぎ
香味野菜は血行促進・風邪予防に◎。
★羊肉・鶏肉
たんぱく質で体を作りながら代謝をアップ。
★味噌・しょうが・にんにく
発酵や辛味のある食材は胃腸を元気にし、ホルモンの流れも助けます。
★かぼちゃ・栗・黒ごま
エネルギーを補い、冷えと疲れを防ぎます。
調理法は「煮る」「蒸す」「スープにする」など、温かい調理がおすすめ。
特に、しょうがや味噌を使ったお鍋・スープは、体の深部までぽかぽかにしてくれます。
■ 生姜の使い分けで“冷えのタイプ”に合わせる
実は、生姜には生のものと乾燥させたものがあり、それぞれ働きが違います。
生の生姜(生姜・しょうきょう)
体の表面の冷えを取る作用。風邪の初期やゾクゾクするような冷えに。
乾燥させた生姜(乾姜・かんきょう)
体の奥を温める作用。慢性的な冷え性、生理痛、妊活中の女性におすすめです。
冷えのタイプに合わせて使い分けることで、より効果的に体を温めることができます。
■ 温める力が妊娠力につながる
東洋医学では、「子宮は温めて守るべき場所」と言われています。
冷えると、血のめぐりだけでなく“気”の流れも滞り、ホルモンの働きが乱れやすくなります。
体を温めることは、ただ冷えを取るだけでなく、妊娠しやすい体を育てる第一歩です。
鍼灸やお灸によって体の巡りを整え、自律神経を落ち着かせることで、心身のバランスも安定します。
けいらく鍼灸院 泰楽では、妊活中の方に向けて、体質に合わせたお灸治療、経絡(けいらく)による血流改善、リラックスを促す施術を通して、体の内側から“温める力”を引き出しています。
■ まとめ
- 温かい飲み物で内側からめぐる体をつくる
- 旬の陽性食材と温かい料理で冷えを防ぐ
- 生姜を使い分けて、表面と深部の冷えを両方ケア
- 鍼灸とお灸で“妊娠しやすい体”へ導く
体を温めることは、妊活だけでなく、日々の健康にも欠かせない習慣です。
「冷え」を感じたら、それは“体の声”。
飲み物や食事、そして鍼灸の力で、ぽかぽかめぐる体を育てていきましょう。

京都の鍼灸院 泰楽の鍼灸治療は、温かいお灸と心地よい鍼です。
熱いお灸と痛い鍼はいたしません。
冷え性、不妊症は、お灸で治療!!
お灸でできること
体を温め、免疫力向上!
京都市中京区の鍼灸院 けいらく鍼灸院 泰楽(たいらく)
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