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それって、ぎっくり腰?

投稿日 :
2017-02-20 18:36:00
カテゴリ :
健康まめ知識
WRITER :
スタッフ
みなさん、こんにちは。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
 
先日治療をしていた時に患者様との間でぎっくり腰の話になりましたので、今回は、それをネタに少し書いてみようと思います。
 
~ぎっくり腰には、「今」がある~
ぎっくり腰は、「ギクッ」や「ピキッ」と言った効果音で表現されるように、急に激痛に襲われ「今やりました」っていうのがわかります。
正確には、「ギクッとした後に、数分間は動けるがドンドン痛みが増してきて、動けなくなる」と言う症状をたどります。(もちろん、一気に動けなくなる時もあります)
そんな状況を「発症起点がはっきりしている」と言う表現をして、診断の段階で最も大切なヒントにしていきます。
今回の患者様との話で出たのは、「朝起きたら腰が痛くて起き上がるのに時間がかかって、その後、なかなか腰痛が取れない」と言ったものでした。
さらによく聞くと、「前日に肉体労働をした」と言うキーワードが出てきました。
実は、この段階で、僕の場合は、「90%、ぎっくり腰ではない」と判断していました。
なぜかというと、「前日に肉体労働をした」ということと「その最中に急に激痛に襲われていない」ということで、十中八九、急な運動による筋肉痛が原因で腰痛となったと考えるからです。
 
~ぎっくり腰かどうかを見分けるのは、冷やした自分の手を使う~
実は、ぎっくり腰と確定診断をすることは非常に難しいです。
僕がぎっくり腰の患者様を診る時に最も注意をしているのが、炎症所見がどれだけ出ているかと言うことです。
炎症所見は、熱感・発赤・腫脹が代表されますが、最も重要になってくるのが、熱感です。
熱感があるとぎっくり腰と言ってもいいと思います。
触って熱感がしっかりと感じられる場合は、早く判断が着きますが、わかりにくい場合は、冷やした手を痛みのある部分に当ててみてください。
「冷たい」と思ったら、炎症はないと判断して、ぎっくり腰ではないと考えていいと思います。
逆に「気持ちいい」と思ったら、炎症があると判断して、ぎっくり腰と考えていいと思います。
 
~「ぎっくり腰かなぁ?」と思ったら、治療家に早く受診してください~
冷やした手を使う鑑別方法は、手軽で間違いの少ない方法ではありますが、絶対ではありません。
前記いたしましたが、ぎっくり腰の判定は、非常に難しいものです。
ぎっくり腰であろうと筋肉痛での腰痛であろうと、基本的には、できる限り早い時期に治療院で正しい処置を受けることが重要です。
特にぎっくり腰の場合は、痛みが出た日中に治療院を訪れることを強くお勧めします。
どの治療家に聞いても言う事ですが、「初期の対応が良くないとなかなか症状が改善せずに思った以上に長引かせることになる」と言う事です。
「ぎっくり腰かなぁ?」と思ったら、一日でも早く、1時間でも早く、信頼できる治療家へ受診してください。
信頼できる治療家の作り方は、主治医として日頃から体のメンテナンスを託せる治療家を探して、痛みなどの症状がなくても、治療家の考え方や治療方法に納得できるようでしたら1カ月に1回程度通ってみてください。
きっと、不測の事態でもしっかりと対応して、早く症状改善につなげられることと思います。
 
 

京都の鍼灸院 泰楽の鍼灸治療は、温かいお灸と心地よい鍼です。
熱いお灸と痛い鍼はいたしません。
冷え性、不妊症は、お灸で治療!!
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