「良薬は口に苦し」って、苦い薬がよく効くの?
こんにちは。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
「良薬は口に苦し」って言う言葉がありますが、薬の味って気にしたことがありますか?
お薬と言うと西洋薬を思い浮かべますが、苦いものや甘いもの、酸っぱいもの様々な味がいたします。
苦い薬って飲みにくいですよね?
そんな苦い薬は、大人ならオブラートに包んだり、最近ではカプセルなんかも売られていますので、苦みを気にせず服用でします。
子どもでしたら、お薬用のゼリーに混ぜて飲ませたり、Drによっては「コンデンスミルク(練乳)に混ぜてください」って言われることもあります。
何がいいたいかと言うと、「西洋薬には、良薬は口に苦し」っている言葉は、合わないのではないかと思います。
「良薬は口に苦し」と言う言葉は、紀元前500年くらいに孔子が言った言葉のようで孔子家語の中に書かれているようです。
実際は、言葉の通り「苦い薬は、体に良い」と言う意味で単独で使われたのではなく、その時代の王様に上申する時の例え話で言ったようです。
歴史はこれくらいにして、その紀元前500年くらいに西洋薬はありません。
となると、地域性も考えると漢方薬のお話になると思います。
漢方薬で苦みがあるものの代表としては、胃薬系に苦いものが多いと思います。
黄連解毒湯は、二日酔いに効くと言う漢方薬ですが、黄連と言う生薬の薬味が「苦」と言うことでかなりに苦みがあります。
ですが、この苦味が胃の中の消化を助け、症状改善に役に立つのです。
「良薬は口に苦し」と言う言葉が言われた、紀元前500年くらい前には、胃腸の調子を崩した時にこのような苦みのある漢方薬がかなり活躍をしたんでしょうね。
もしかしたら、「腹八分で医者いらず、腹七分で薬なし…」と言う言葉も、昔は胃腸調子から体全体を崩す人が多かった事に由来するんですかね。
チョット余談でしたが、味の話に戻しまして…。
漢方薬の勉強会に行っているとこんなことを話を聞きました。
「体に合う漢方薬は、おいしい。逆に体に合わない漢方薬は、まずい。」と…。
その言葉を裏付けるようなことを患者様が言われました。
「お医者さんからもらった前の漢方薬は、よく効いたんですが、先日、違う症状で訪れて出してもらった漢方薬は、全然効かないんです。」
味をお聞きすると、
「前にもらったものは、おいしかったんですが、今回のものは、まずいんです。」
僕は、やっぱりと思いました。
その時々の体調に応じて処方される漢方薬は、いい処方ですと“おいしい”ですね。
それを踏まえて、体調管理の方法に、毎日の食生活に応用できます。
東洋医学の言う味は、五味と言って「酸・苦・甘・辛・鹹(しおからい)」に分けます。
味覚の趣向が偏っていると、そういう体質と見ます。
変化が出たならその味覚に病変があるかもしれないと見ます。
例えば、甘いものが好きな人が急に苦手になったり、苦手だった酸っぱいものが食べたくなったりとそういう変化は体調の変化ですので治療のヒントにして使うツボを変えたりします。
美味しいと思う食事をとっているとやはり健康に近づくんですね。
ぜひ、味覚を少し敏感にして生活してみてください。
きっと、健康管理のヒントが見えてくると思いますよ。
京都の鍼灸院 泰楽の鍼灸治療は、温かいお灸と心地よい鍼です。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
「良薬は口に苦し」って言う言葉がありますが、薬の味って気にしたことがありますか?
お薬と言うと西洋薬を思い浮かべますが、苦いものや甘いもの、酸っぱいもの様々な味がいたします。
苦い薬って飲みにくいですよね?
そんな苦い薬は、大人ならオブラートに包んだり、最近ではカプセルなんかも売られていますので、苦みを気にせず服用でします。
子どもでしたら、お薬用のゼリーに混ぜて飲ませたり、Drによっては「コンデンスミルク(練乳)に混ぜてください」って言われることもあります。
何がいいたいかと言うと、「西洋薬には、良薬は口に苦し」っている言葉は、合わないのではないかと思います。
「良薬は口に苦し」と言う言葉は、紀元前500年くらいに孔子が言った言葉のようで孔子家語の中に書かれているようです。
実際は、言葉の通り「苦い薬は、体に良い」と言う意味で単独で使われたのではなく、その時代の王様に上申する時の例え話で言ったようです。
歴史はこれくらいにして、その紀元前500年くらいに西洋薬はありません。
となると、地域性も考えると漢方薬のお話になると思います。
漢方薬で苦みがあるものの代表としては、胃薬系に苦いものが多いと思います。
黄連解毒湯は、二日酔いに効くと言う漢方薬ですが、黄連と言う生薬の薬味が「苦」と言うことでかなりに苦みがあります。
ですが、この苦味が胃の中の消化を助け、症状改善に役に立つのです。
「良薬は口に苦し」と言う言葉が言われた、紀元前500年くらい前には、胃腸の調子を崩した時にこのような苦みのある漢方薬がかなり活躍をしたんでしょうね。
もしかしたら、「腹八分で医者いらず、腹七分で薬なし…」と言う言葉も、昔は胃腸調子から体全体を崩す人が多かった事に由来するんですかね。
チョット余談でしたが、味の話に戻しまして…。
漢方薬の勉強会に行っているとこんなことを話を聞きました。
「体に合う漢方薬は、おいしい。逆に体に合わない漢方薬は、まずい。」と…。
その言葉を裏付けるようなことを患者様が言われました。
「お医者さんからもらった前の漢方薬は、よく効いたんですが、先日、違う症状で訪れて出してもらった漢方薬は、全然効かないんです。」
味をお聞きすると、
「前にもらったものは、おいしかったんですが、今回のものは、まずいんです。」
僕は、やっぱりと思いました。
その時々の体調に応じて処方される漢方薬は、いい処方ですと“おいしい”ですね。
それを踏まえて、体調管理の方法に、毎日の食生活に応用できます。
東洋医学の言う味は、五味と言って「酸・苦・甘・辛・鹹(しおからい)」に分けます。
味覚の趣向が偏っていると、そういう体質と見ます。
変化が出たならその味覚に病変があるかもしれないと見ます。
例えば、甘いものが好きな人が急に苦手になったり、苦手だった酸っぱいものが食べたくなったりとそういう変化は体調の変化ですので治療のヒントにして使うツボを変えたりします。
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お灸でできること
体を温め、免疫力向上!
京都市中京区の鍼灸院 けいらく鍼灸院 泰楽(たいらく)
京都市中京区 京都市営地下鉄京都市役所前駅徒歩3分
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