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男性不妊

「男性の協力が不可欠!
  男性のコンディション作りで、コウノトリを呼び寄せる!」

子宝に恵まれない原因は、今や男女比は、50:50です。
男性のコンディション作りは、今や絶対に必要です。

 
以前は、不妊症と言うものは、女性にばかりに原因があるようにされていました。
過去の考え方は、変えられませんが、今現在の考え方に頭の中を変えることはできます。
 

「男性は、プライドを横に置く事が第一関門」
女性が、不妊症の診断・治療を受けるとなると、どれくらいの覚悟を持って婦人科に行かれるのでしょうか?残念ながら、僕は、男性ですので、覚悟の大きさを頭で理解はできても、本当に味わうことはできません。
ですが、男性の気持ちはわかります。男性が、不妊治療を受ける時は、泌尿器科か奥様の行かれている婦人科を受診する事になると思いますが、一歩目を出すのにとてもためらいます。
その理由は、「俺は、大丈夫!」「俺は、ちゃんと元気な精子が出てるから」など、客観的な見方ではなく、自分で見て常に確認しているので、必要ないと思っています。
また、「検査を受けて、自分に原因があったら嫌だ」など、検査結果に脅える男性もいます。
この部分をクリアーして、夫婦で不妊治療を進めて行く事が、赤ちゃんを授かるキーポイントとなります。
 

男性は、「男性にも不妊の原因はある」と認識するべき!
男性は、勃起や射精を実感することが女性に比べて比較的容易ですので、自分に原因がある事を認識できない方がとても多いですし、先ほども触れましたが、「プライド」が邪魔をして、認識自体を拒否する方もおられます。
男性側の不妊は、器質の原因の場合は、精管が何らかの原因で閉塞されていたり、手術等で何らかの不具合が起き勃起できなくなったりなどあります。
それ以外は、ほとんどの場合が、心因性の場合が多く、「原因はないけど・・・」とか、「前回の精子は元気だったけど、今回は、あまり元気じゃない」など、症状が安定しない場合は、心因性と考えてもいいのではないでしょうか?
(もちろん、心因性に見えて、器質の問題と言うこともありますが・・・)
心因性の主な原因が、ストレスです。現在社会においてストレスから解放されての生活は、もはや社会生活を行っていないと言うくらい、難しいものです。
ですが、良いストレス発散法などを自分なりに確立したり、リラックスする方法を考え実践したり、養生の仕方を工夫したりすると、心因性のものは早期にスッキリ回復することがあります。
 

自宅で試してみてください。
  • 睡眠時間をしっかりと確保する。
  • 規則正しい食生活を送る。
  • 家まで仕事を持って帰らない。
  • 休日は、パートナーと手をつないでお出かけをする。
  • 性行為は、気持ちが高まったらいつでも。
「当たり前の①~③」と「何それの④~⑤」ですが、実は、④と⑤が一番大切です。
これまで、たくさんの不妊症に悩むカップルを診てきましたが、不妊治療を開始したカップルは、「排卵日だけ夫婦生活があります」や場合によっては、「『体外受精でしか子どもはできません』と言われたので、夫婦生活は、数カ月に1度くらいです」なんてカップルも思うよりもたくさんおられます。これでは、男性、女性ともに性ホルモンのバランスが乱れても仕方ありません。
④と⑤は、
「カップルでしっかりとスキンシップを取ってください」と言うものですので、しっかりとパートナーとの愛情を深め合ってもらいたいです。
ちなみに、東洋医学的に掌にある【労宮】と言うツボは、『氣』を出すツボですので、「手をつなぐ」と言うことは、パートナーとの氣の交流をするにはとても良いツボです。
 
女性だけ、男性だけ、治療をすると言うよりも、両方が治療を進めれば、コウノトリがやってくる日は、近づきます。
客観的に器質の問題がないようでしたら、是非とも子どもが授かるようにお手伝いさせてください。


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妊活中に鍼灸治療ができること

 
治療期間の目安   3か月程度
治療ペースの目安  1週間/回(治療初期) → 2週間/回(治療後期~保存治療時)
(治療期間の目安は、新しく精子が生成されるのに必要な期間を想定しております)

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