下手くそですが僕の趣味はスキーです。 2023年14週目(4/3~9)
こんにちは。
京都の鍼灸治療院、 けいらく鍼灸院 泰楽の院長、鍼灸師の勝田です。
表題通り、「下手くそですが僕の趣味はスキースキーです」ということで、そんな僕の趣味の話をしてみたいと思います。
~始めたきっかけは?~
スキーをはじめてしたのは、数えてみると1994-95シーズンで丁度スキーブームがひと段落をして、スキー人口が減少し始めたころで長野の志賀高原で高校生の時のスキー研修の時でした。
当たり前ですが、オールレンタルでエンピツスキー、やや長めのストック、防水・撥水が弱くすぐに水没してしまうウエアとグローブ、曇って仕方ないゴーグル、そしてバックエントリーのブーツと今となれば笑い話になってしまいますが、何もかもが新鮮でした。
そんな初スキー3日間で習得したのは、何とかプルークボーゲンでスピードコントロールをしながら滑るのがやっとだったように思います。
それでも、雪の中で滑るのは楽しく、「大人になったらまたやってみたい」と思うには十分な体験でした。
~自分の道具を買いました~
鍼灸の学生時代から、バイトで入っていた鍼灸院のスタッフもスキーをすることを知ると、20歳の1997-98シーズンに一緒に行こうということになり、自分の道具を買いに行くことにしました。
何もわからないままにショップに行くと、何となく1年落ちのサロモンのウエアを選び、店員さんに言われるがまま2年落ちのロシニョールの4バックルのブーツを選んで、板はと言うと「これからはこのカービングの時代です」と言って、クナイスルの180cmのスキーを提案され、当時身長+10cmが当たり前だった時代に「えらい短い板やなぁ」って言われたものです。小物類は、高くないものを「これでいいかぁ」なんて根拠もなく選んですべてそろえたのを思い出します。
~本格的なデビュー?~
自分の道具でのデビューは、滋賀県にある国境スキー場でした。
12月だったか1月だったかは忘れてしまいましたが、第4ロマンスリフトの前が上り勾配になっていて、初心者の僕にとっては、その上りを上がるだけで一苦労、体力を消耗してしまいました。さらに、スピードコントロールも上手くできない、ターンだって微妙な頃に中級斜面だったため、コースアウトしてオレンジのネットに突っ込んだりと散々だった思い出があります。
それでも、嫌になったりすることはなかったです。
~思い出の地へ~
鍼灸の専門学校の卒業旅行と称して1998-99シーズンの終盤の3月、男3人で志賀高原に日帰りで行くという経験もしました。
志賀高原は車で片道7時間近くかかる所ですが、日曜日のAM0:00に出発してAM7:30くらいの到着。3人とも志賀高原の勝手がわからず、高校時代におそらく一ノ瀬周辺を滑っていたのだと思うのでその辺りのホテルに駆け込んで、「日帰り駐車場はどこですか?」と聞くとプリンスホテルの近くにあると聞いたのでそこに駐車して、すぐに準備をしてゲレンデに直行してリフトが止まるまでひたすら焼額スキー場を滑っていました。
帰りが地獄で疲れと眠気で疲労困憊になって、月曜日のAM6:00に友達を車から降ろして、帰宅できずに1時間ほど仮眠をとってから帰ったことを思い出します。
若かったからと言えばそれまでですが、志賀高原日帰りは無謀でした。
~独身時代の冬はゲレンデばかり~
それから20代の内は、宿泊でのスキーこそありませんでしたが、各シーズン5~10回は日帰りで岐阜県奥美濃エリアを中心に兵庫県、滋賀県、福井県など様々なスキー場でスキーを楽しんでいました。
~結婚をしてスキーとの関りが家族で楽しむものに~
結婚を機にパタリとゲレンデに行くことはなくなってしまいましたが、子どもとそり遊びをしたいと2014-15シーズンに1~2回行くと翌2015-16シーズンにそりをやっていると、「あれやってみたい」とスキーヤ-を指さすので、「じゃ、やってみよう」と言って、子ども用のスキーをレンタルして、子どももスキーデビュー。
子どものスキーデビューは散々なもので、ブーツを履くと歩きにくいと文句を言われ、ムービングベルトの費用をケチったがために自力で緩斜面を上る羽目になったので、10mくらいを2回滑って「もう嫌」とのギブアップ宣言に、「レンタル代が・・・」と頭によぎりましたが、「嫌ならやめよー」って仏の心でその日は断念しました。
そのシーズン中に子どもの友達家族から「1泊でスキー行かない?」と誘われたことを機に一気にスキー熱が燃え上がり、自分用、妻様に新しい道具を新調して参加することになりましたが、子どもはしっかりとスキースクールに入れて基礎を教わり、プルークボーゲンながら、緩斜面ならスピードコントロール、ターンとできるようになり子どもも楽しくなった様子で翌2016-17シーズンには子どもの道具も買って家族の趣味となりました。
~再び思い出の地に~
今シーズンの2022-23シーズンは、家族でスキーを趣味にし始めて8シーズン目。
流行り病の無い時は、お正月だけは1泊2日でスキーに行っていましたがしばらく自粛をしていました。
2022年12月には、政府による旅行支援もあったこともあり、「収束に向かっているから、今年のお正月はゲレンデで迎えよう」ということで、僕が初めてスキーをし、無謀な日帰り旅行も経験した志賀高原へ2泊3日で行きました。
今回は、高校時代に行った一ノ瀬のある志賀高原中央エリアを満喫すべくじっくり家族旅行でした。
今シーズンは、雪不足と言われていましたが、さすが志賀高原です。関西近郊のゲレンデとは訳が違い、我が家族には十分な雪の量と質でした。
家族も大満足で「来年も来たいね」と言ってくれたことが、片道7時間のドライブの疲れも吹き飛ばしてくれました。
~子どもの成長に舌を巻く~
僕は、我流でスキーを20年くらい楽しんでいた僕は、基礎ができていないので本当に下手くそですが、スキーを楽しみ始めて8年の子どもは、毎年スクールで基礎を学んでいたので今では完全に追い抜かれて、一緒に滑っていても置いて行かれる始末。
子どもの成長を楽しみながら、あと何年、一緒にスキーを楽しめるかなぁって考えてしまいます。
とはいえ、家族で楽しむには十分な趣味と思いますので、2023-24シーズンも変わらずスキーを楽しもうと思う、シーズン終わりです。
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