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「つらい・ツライ花粉症の対処法⑤(番外編)」

投稿日 :
2017-03-25 14:26:00
カテゴリ :
健康まめ知識
WRITER :
スタッフ
みなさん、こんにちは。
京都の鍼灸院、
けいらく鍼灸院 泰楽の院長 鍼灸師の勝田です。

前回までの流れで、つらい・ツライ花粉症の対処法として、4部に分けて花粉症を考えてみました。
花粉症
つらい・ツライ花粉症の対処法①(概要)
つらい・ツライ花粉症の対処法②(西洋医学編)

つらい・ツライ花粉症の対処法③(東洋医学編)
つらい・ツライ花粉症の対処法④(民間療法編)

ですが、記事を書いているうちにもう少し書きたくなったので、今回は番外編として少し書いていきます。
 
花粉症の時期に同時に気になるのが、春の黄砂とPM2.5を代表とする大気汚染物質です。
花粉症と言うと、くしゃみ・鼻水が主な症状としてありますが、
黄砂が混じると、この症状が数倍にも膨れ上がると言う報告もあります。

黄砂と言うのは文字通り砂です。
砂の粒子が鼻粘膜を攻撃し傷付け、そこに花粉が付着する事によって、余計に大きなアレルギー反応を起こす。
単純なメカニズムのようですが、対策はとても厄介です。
 
そして、PM2.5です。
先ほども書きましたが、花粉症は、くしゃみ、鼻水が症状として出ます。
ですが、PM2.5では、主に喉をやられる場合が多いようで、くしゃみではなく咳として訴える方が多いです。
 
当院でも、花粉症の方を治療することが多いですが、黄砂が観測された日から2~3日は、症状悪化の方が多く、PM2.5が観測された日は、眼の症状と咳が悪化するようです。
この症状の変化は、花粉・黄砂・PM2.5の性質の違いではないでしょうか?

各粒子を大きさで言うと…。
花粉(φ70㎛)>黄砂(φ4~7㎛)>PM2.5(φ2.5㎛)
この大きさの違いは、攻撃する場所が変わってきますね。
小さくなればなるほど体の奥深くまで侵入し、症状を引き起こすと考えられます。
 
主成分で言うと…。
花粉は、繊維と水。
黄砂は、砂・石。
PM2.5は、揮発性有機化合物。
揮発性有機化合物と言うとわかりにくいですが、要は、液体が蒸発して発するにおいの成分と同じです。
で、ここで私が言いたいのは、各物質の硬さです。
想像してみてください。
繊維と水を混ぜたものをぶつけられるのと、石や砂をぶつけられるのと、揮発性有機化合物をぶつけられるのとでは、どれが一番痛いでしょうか?
私は、石や砂をぶつけられるのが一番痛いと思います。
痛みと言う感覚器で感じられるものでしたら、石や砂ですが、体に対して最も有害と言うことになるなら、揮発性有機化合物が人体に対して悪影響が強いと思います。
 
花粉症の話をすると、どうしても黄砂とPM2.5の話は、切っても切れない関係になりつつあります。
花粉症対策とともに、その他の大気汚染物質にも十分注意しなければなりません。


花粉症
つらい・ツライ花粉症の対処法①(概要)
つらい・ツライ花粉症の対処法②(西洋医学編)

つらい・ツライ花粉症の対処法③(東洋医学編)
つらい・ツライ花粉症の対処法④(民間療法編)


 
京都の鍼灸院 泰楽の鍼灸治療は、温かいお灸と心地よい鍼です。
熱いお灸と痛い鍼はいたしません。

冷え性、不妊症は、お灸で治療!!
お灸でできること 
体を温め、免疫力向上! 


京都市中京区の鍼灸院 けいらく鍼灸院 泰楽(たいらく)
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