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泰楽のトクするはなし

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鍼灸師は、手が命。


先日、参加した勉強会での一コマ。
 
鍼灸師は、温かくて、滑らかで、さらさらの手が望ましい。
 
タオルの上から治療をするマッサージ師ではなく、患者様の皮膚を直接触る鍼灸師だからこそ、そんな手を作る努力が必要なんです。
 
昔、僕の手は、なかなか温かくならない冷たい手でした。
鍼灸師失格の手です。
 
およそ20年前、鍼灸の養成学校へ入った時に、「治療家の手は温かい手でないといけない」と、学校の先生におそわりました。
その先生が言っていた温かい手を作るトレーニング法は、「毎日毎日、指先に気を貯める意識をする」というものでした。
当時、気を貯める意識と言われてもピンとせず良くわからないまま、手の10本の指先に力を込めて、頭の中に指先の存在感を意識すると言う事を、我流で考え毎日毎日行いました。
このトレーニングで温かい手を作るのは、1年半くらいかかりました。
でも、そのトレーニングのおかけで、温かい手を手に入れることが出きました。
鍼灸師になってから数年は、温かい手であるものの、手汗をかいてしまう手でした。
これでは、鍼灸師の手としては不十分です。
ですが、多くの治療を経験し、極度の緊張のコントロールができるようになってきてからは、手汗もなくなって、鍼灸師の手を手に入れることが出来ました。
 
鍼灸師の手は、診察・診断・治療など様々な使い方をします。
冷たくて、ゴワゴワ硬くて、べとつく手では、患者様も気持ちよく感じていただけません。
患者様が気持ちよくないだけではなく、良い手を持っていないと正しい診察・治療ができません。
本当に、鍼灸師は、手が命です。
 
20年前に教わった事を、改めて意識するいい機会になりました。
 
また、今以上に触ってもらって心地よい手にすべく、鍼灸師の手になるべく修練していきます。
 


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